古代ローマ時代に創られた、花の都フィレンツェには見どころがたくさん！ まずは厳選スポット１０選をご紹介いたします。
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どこも徒歩で周れる圏内に見どころが凝縮されていて、フィレンツェは街歩きしやすいです。
| １．フィレンツェ大聖堂広場 ２．ヴェッキオ宮殿・シニョリーア広場 ３．ウフィツィ美術館 ４．ヴェッキオ橋 ５．ミケランジェロ広場 ６．中央市場 ７．ジェラート屋 ８．モツ煮込み屋台 ９．マギの礼拝堂 １０．サンマルコ修道院美術館 |
１．フィレンツェ大聖堂広場 Piazza Duomo
大聖堂広場には、４つのモニュメントがあります。
1-1 花の聖母マリア大聖堂(サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂）
1-2 クーポラ 1-3 洗礼堂 1-4 ジョットの鐘楼
それぞれ開館時間/休館日が異なりますのでご注意ください。大聖堂のみ無料で内部見学できますが、大聖堂に付属している丸屋根：クーポラ登頂は完全予約制、入口も別ですので要注意です！
大聖堂以外のモニュメントは、並ぶ前にあらかじめ入場チケット（該当のパス ３日間有効 : ブルネッレスキ パス/ ジョット パス/ ギベルティ パス）をチケットオフィスまたはオンラインで購入する必要があります。
＊また、宗教行事やイベントのため開館日・時間が突如変更になることもあります。オフィシャルサイトにて毎日・モニュメントごとの入場時間が表示されていますので、確認しておくと安心です。
| オフィシャルサイト | https://duomo.firenze.it/en/home |
1-1 花の聖母マリア大聖堂（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）Duomo ( Cattedrale di Santa Maria del Fiore )
クーポラ内側３６００㎡の面積に描かれた天井壁画『最後の審判』が圧巻です。☝
| 開館日・時間 | 月ー土 １０:１５－１５:４５ |
| 休館日 | 日曜日 |
| 入場料 | 無料 |
| オフィシャルサイト | https://duomo.firenze.it/en/home |
大聖堂入場・内部見学は無料です。大聖堂正面右の扉が入口で、常に入場待ちの行列があり、特にハイシーズン（３月～１０月）はより待ち時間が長くなります。夏休み中など混雑が集中するときには、２時間待ちということも（！）
入場待ちを短くする裏技 クーポラ登頂や広場のモニュメント入場パス（ブルネッレスキ パス/ ジョット パス/ ギベルティ パス）には大聖堂内地下礼拝所：サンタレパラータのクリプタ 入場券がついています。クリプタ入場口は大聖堂右側面にあり、パス提示で大聖堂内に入場できます。ただ、混雑時はこちらにも入場待ちの列ができます。
宗教行事・ミサ・イベントのため内部に入れる範囲が制限されていることもあります。（天井画の真下まで近づけないこともあります。）
1-2 クーポラ Cupola di Brunelleschi
ルネサンスの偉大な建築家フィリッポ・ブルネッレスキが手掛けた前人未踏のレンガ積みの屋根。高さ９０ｍ・階段４６３段。塔頂の金十字架までは１１６ｍあります。
クーポラ登頂は、オフィシャルサイト / 現地チケットオフィスにて完全予約制です。ハイシーズン（３月ー１０月）には予定日の数週間前にはすでに完売ということもあります。各時間の人数枠が完売となると当日券もありません。早めのチケット予約がおすすめです。
入場チケット：ブルネッレスキパス（Brunelleschi pass）をチケットオフィス / オンラインで購入します。このパスに大聖堂広場のすべてのモニュメント（洗礼堂・ジョットの鐘楼・大聖堂美術館・サンタレパラータのクリプタ）入場が含まれています。
❢❢パスはクーポラ登頂予約日より３日間有効です。予約日以前にその他モニュメント入場のためには使えませんのでお気をつけください。
＊大きなお荷物やリュックサックをお持ちの方は、大聖堂裏手の大聖堂美術館荷物預り所に予約時間前にお預けください。（一般的な手荷物サイズ：A4サイズが普通に入るくらいのカバンはお持ち込み可能）
| 開館時間 月ー金 | ８:１５－１８:４５ |
| 土 | ８:１５－１６:３０ |
| 日・祝日 | １２:４５－１６:３０ |
| 料金 | 一般：３０€ / ７－１４歳：１２€ / ６歳以下：無料 |
| オフィシャル予約サイト | 大聖堂クーポラ（ブルネッレスキ パス予約ページ） |
＊クーポラ登頂につきましては、オフィシャルサイトより：心臓・呼吸器系疾患のある方、高所恐怖症、閉所恐怖症、妊娠中の方へはおすすめされていません。
1-3 ジョットの鐘楼 Campanile di Giotto
１３００年代のフィレンツェで活躍した芸術家ジョットが設計した鐘つき塔。高さ８４ｍ、階段４１４段。ここから目の前の大聖堂クーポラの眺めは最高！！唯一無二です！
入場チケット：ジョット パス（Giotto Pass) をチケットオフィス / オンラインで購入します。 2023年5月以降、ジョットの鐘楼登頂も時間予約制になりました。＊それ以前にチケット購入済みの方は、今まで通り入口でチケット提示するのみで大丈夫です。改めて時間予約する必要はありません。
*クーポラ登頂のブルネッレスキ パスをお持ちの方は、パスに入場が含まれています。
ジョット パスでクーポラ以外の大聖堂広場のモニュメント（洗礼堂・ジョットの鐘楼・大聖堂美術館・サンタレパラータのクリプタ）に入場できます。
❢❢パスは購入時に指定した利用開始日より３日間有効です。指定日以前にその他モニュメント入場のためには使えませんのでお気をつけください。
＊大きなお荷物やリュックサックをお持ちの方は、大聖堂裏手の大聖堂美術館荷物預り所に予約時間前にお預けください。（一般的な手荷物サイズ：A4サイズが普通に入るくらいのカバンはお持ち込み可能）
| 開館日・時間 | 月ー日 ８:１５－１９:００ （無休） |
| 料金 | 一般：２０€ / ７－１４歳：７€ / ６歳以下：無料 |
| オフィシャル予約サイト | ジョットパス予約ページ |
＊ジョットの鐘楼登頂につきましては、オフィシャルサイトより：心臓・呼吸器系疾患のある方、高所恐怖症、閉所恐怖症、妊娠中の方へはおすすめされていません。
1-4 洗礼堂 Battistero
フィレンツェ・ルネサンスの最高傑作：ロレンツォ・ギベルティ作 金色に輝くブロンズ扉『天国の扉』はこちら。外から鑑賞できます。(＊レプリカです。本物は作品保護・保存のため大聖堂美術館に）
＊2023年２月現在 洗礼堂内天井モザイクは修復中で、幕でおおわれていて鑑賞できません。内部入場は可。
キリスト教入信の儀式 ”洗礼” を行う建物。大聖堂広場にあるモニュメントの中で一番歴史が古く、１１世紀からここに存在していたといわれています。
入場チケット：ギベルティパス（Ghiberthi Pass) をチケットオフィス / オンラインで購入します。 *クーポラ登頂の ブルネッレスキ パスをお持ちの方は、パスに入場が含まれています。 *ジョットの鐘楼登頂 ジョットパスをお持ちの方はパスに入場が含まれています。
ギベルティ パスには大聖堂広場の３か所（洗礼堂・大聖堂美術館・サンタレパラータのクリプタ）の入場が含まれています。
❢❢パスは購入時に指定した利用開始日より３日間有効です。指定日以前にその他モニュメント入場のためには使えませんのでお気をつけください。
| 開館日・時間 | 月ー日 ８:３０－１９:４５ |
| 料金（ジョットパス：４か所入場） | 一般：２０€ / ７－１４歳：７€ / ６歳以下：無料 |
| 料金（ギベルティパス：３か所入場） | 一般：１５€ / ７－１４歳：５€ / ６歳以下：無料 |
| オフィシャル予約サイト | パス予約ページ |
２．ヴェッキオ宮殿・シニョリーア広場 Palazzo Vecchio ・Piazza Signoria
堂々たる厳めしい姿のヴェッキオ宮殿が立つ、シニョリーア広場。”フィレンツェの歴史と人々の表舞台”であるモニュメンタルな広場には２０体以上の彫像が並び、まさに野外彫刻美術館。
ヴェッキオ宮殿は １２９８年～ 戦国時代の真っただ中に建てられた、フィレンツェ共和国の政庁舎でありまさに要塞。フィレンツェのシンボルともいえる高い塔は重要な防衛拠点でもありました。
フィレンツェ共和国時代ーメディチ公爵・大公家時代ーイタリア王国時代と長い歴史の中で常に政治の中心であり、美術館となった現在も、一部はフィレンツェ市役所として使われています。
＊ヴェッキオ宮殿は公的・その他 行事のため直前まで予告なく閉館・一部閉鎖となることがあります。日時を予約してチケットご購入済みの場合、ご予約日前にオフィシャルサイト/チケット購入サイト を確認すると安心です。行事により閉館・一部閉鎖となった場合チケットは予約日から６か月有効で、お好きな日に利用できます。
ヴェッキオ宮殿
| 開館日・時間 | 月ー日 ９:００－１９:００ ＊木 のみ ９:００－１４:００ |
| 料金 | 一般：１２.５０€ / １８歳未満：無料 /１８－２５歳・大学生：１０€ |
| 無料 | １８歳未満、障碍をお持ちの方と付き添いの方 |
| オフィシャル予約サイト | フィレンツェ市立美術館 共通 Box Office (Museo di Palazzo Vecchioページ） |
アルノフォの塔（＝ヴェッキオ宮殿の塔）は別途入場チケットが必要です。チケット購入時に時間指定があり、各時間の人数枠に達すると販売終了となります。雨天では閉鎖になることもあります。
＊６歳未満は塔の入場不可、１８歳未満は成年の同行者が必要です。
| 開館日・時間 | 月ー日 ９:００－１７:００ ＊木 のみ ９:００－１４:００ |
| 料金 | 一般：１２.５０€ / １８歳未満：無料 /１８－２５歳・大学生：１０€ |
| オフィシャル予約サイト | フィレンツェ市立美術館 共通 Box Office (Museo di Palazzo Vecchioページより、Arnolfo Tower を選択） |
３．ウフィツィ美術館 Galleria degli Uffizi
ルネサンス芸術の宝庫！！！ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴインチ、ミケランジェロ、ラファエロといった、フィレンツェルネサンスを彩る世界的に有名な大巨匠たちの作品はもちろん、古代ギリシア時代の彫刻から１６００年代の芸術まで、２８００点の展示作品を通して幾層もの芸術に浸りきることができます。
| 開館時間 火ー日 | ８:１５－１８:３０（最終入場１７:３０） |
| 休館日 | 月・１２月２５日 |
| ハイシーズン料金（3－10月） | 一般：２５€ |
| ハイシーズン早朝割引（8:15－8:55入場） | 一般：１９€ |
| オフシーズン料金（11ー2月） | 一般：１２€ |
| 無料 | １８歳未満 障碍をお持ちの方と付き添いの方1名 |
| 予約料 | チケット1枚につき ４€ |
| Passepartout 5days （5日間有効・5館入場パス） | ハイシーズン（3－10月）３８€ オフシーズン（11－2月）１８€ |
| オフィシャル予約サイト | www.uffizi.it/en/tickets |
ハイシーズン（3－10月）には予約必須です！ 混雑の少ない早朝（開館時 8：15－10：00 前）までに入館されると鑑賞しやすいです。また、8：45 までの入館には早朝割引があります。
オフシーズン（11－2月）は、クリスマスー冬休み期間を除いて、予約なしでほぼ待ち時間なしで入場できます。
４．ヴェッキオ橋 Ponte Vecchio
フィレンツェを東西に流れるアルノ川にかかる、フィレンツェの歴史上一番古い橋。立ち並ぶ小さな建物はすべて貴金属店。その上をフィレンツェ公爵家・メディチ家専用通路【ヴァザーリの回廊】が通っています。2022年夏、”フィレンツェ”でのインスタ投稿人気NO.1！
５．ミケランジェロ広場 Piazzale Michelangelo
フィレンツェを一望のもとに見渡すことができる、丘の上の大人気展望テラス。景色を眺めながら、散歩がてら町まで歩く（約30分）のもおススメです。
６．中央市場 Mercato Centrale
フィレンツェ・トスカーナ州の食材の宝庫！肉・魚・野菜コーナー、チーズ・生ハム、乾物・パスタやお菓子、ワインまでなんでも揃います。見ているだけでも楽しく、昔ながらの老舗食堂から、イートインスペースもあり。市場２階は現代的なフードコートで、地元の味からベジタリアン料理までバリエーション豊富です！
７．ジェラート屋 Gelateria
ジェラート発祥はフィレンツェ！？ 冷たいデザートは世界各地、イタリア各地で生まれていますが、元祖ジェラートのレシピその１はフィレンツェ生まれ！！１６世紀、フィレンツェの公爵家・メディチ家に仕えた建築家/彫刻家/発明家 ブオンタレンティ作。どこか懐かしく、上品なクリーム味。
季節の果物・素材・手作りにこだわるいくつものジェラート屋さんで、ぜひ味わってくださいね。
８．モツ煮込み屋台
やっぱり地元の味、人気のストリートフードといえば《ランプレドット》と《トリッパ》。牛の４つの胃袋のうち《ギアラ》と《ハチの巣》と呼ばれる部位をそれぞれ野菜スープで煮込み、細かく刻んでイタリアンパセリのグリーンソースをかけていただきます！！丸いパン（歯ごたえがあります）に挟んでパニーノとして、また器に入れて煮込みとしていただきます。
９．マギの礼拝堂（メディチ・リッカルディ宮殿） Cappella dei Magi
メディチ家の宮殿内につくられた、小さな宝石箱のような一族専用礼拝室。１４００年代半ばに描かれたにもかかわらず、今でも絢爛豪華な色彩と豊かな描写に目も心も奪われます（！）。メディチ家の芸術センスと栄華に感嘆。美術館にあまり興味がない、時間をかけたくないという方にも、ここならおススメ！！
| 開館日・時間 | 月ー日 ９:００－１９:００ |
| 閉館日 | 水 |
| 料金 | 一般：７€ / １８歳未満：無料 /１８－２５歳・大学生：４€ |
| 無料 | １８歳未満、障碍をお持ちの方と付き添いの方 |
| オフィシャルサイト | http://www.palazzomediciriccardi.it/en/ |
１０．サンマルコ修道院美術館
サンマルコ教会横、かつての修道院だった建物・中庭回廊・修道士たちが寝起きした小部屋がそのまま美術館として公開されています。「天使のような」と呼ばれた修道僧画家フラ・アンジェリコが手掛けた内装・壁画装飾に迎えられ、当時がしのばれます。
| 開館日・時間 | 月＊ー日＊ ８:１５－１３:５０ （＊月・日の閉館日あり 下記参照） |
| 閉館日 | 月の第１・３・５日曜日 / 第２・４日曜の次の月曜日 |
| 料金 | 一般：８€ / １８歳未満・障碍をお持ちの方と付き添いの方：無料 |