ブログ:フィレンツェで会いましょう。

フィレンツェ・花の聖母マリア大聖堂

皆さまこんにちは。連日晴れ☀昼間は暑すぎるフィレンツェです。

近所の木立でも蝉がさかんに鳴いています。

梅雨がなく、過ごしやすい6月のイタリア・フィレンツェの様子をお届けします!

コロナ感染対策の移動制限やマスク着用義務が撤廃され、イタリアの夏!を満喫すべくヨーロッパ・イタリア国内からの旅行客で大変賑わっています。

2022年6月 イタリア・フィレンツェはどんな様子?

この時期のイタリアには梅雨はありません。丘に囲まれた盆地のフィレンツェでは、早朝は肌寒いくらい爽やかに感じられますが、朝8時にもなると日射しの強さを感じ始め、熱せられ続けて昼間から16-17時には熱さのピークとなり、夜になってもなかなか暑さが抜けません。

昼間の気温35℃、湿度60-70%、帽子・サングラスは必須です!高温注意報が発令されることも。。

イタリアの子供たちは、6月に入ったらもう夏休み!!! 公立小・中・高は基本的に6月10日、保育園・幼稚園は6月30日が学年末の最終日で、それから3か月もの長ーーーい長ーーーーーい夏休み。

宿題…….? 大してありません。早朝のラジオ体操も、自由研究も工作も特に課されません。

では学習塾に行くのか? 塾はありません。

じゃあ3か月も何をするかというと…? 海や山でひたすら遊ぶ!!!【夏休み】ですから!

というわけで、多くの場合、おじいちゃんおばあちゃん親戚一同が子供たちを引き受け、海や山でひたすら遊んで過ごします。また、スポーツ・音楽・語学・アート等のサマースクールが開催され、そういったコースやスクールに通う子供たちもいます。

地元の大人たちも観光客も、日が長い夏の夕暮れは、野外コンサートやイベント、ここ数年どんどん増えているアルノ川沿いのドリンクバー・フードコートに繰り出して、Aperitivo(アペリティーヴォ)=夕食前ドリンクタイムを楽しみます!!

フィレンツェといえば絶対ここ!大聖堂(ドゥオモ)広場は?

フィレンツェの観光スポットがある歴史的中心地は、コロナ感染対策非常事態が終焉した4月からずーーっと賑わっています。最初は国内旅行を再開したイタリア人たちで、その後は地続き・EU圏のヨーロッパ人たちで、そして外国からのイタリア入国に際してワクチン接種証明(グリーンパス)提示の必要がなくなってからは(2022.06.01より)、アジア系旅行客の姿も増えたように感じられます。世界各地からの自由な旅行者・ツアーのお客様が増えていくでしょう。

フィレンツェといえば、絶対ここ!フィレンツェ大聖堂。ツアーの行程でも、ガイドブックでも必ず、フィレンツェ大聖堂クーポラ(赤レンガの丸屋根)の写真が載っていますよね。大聖堂の内部を見学するための入場は無料ですが、内部が混雑しないように厳しく入場制限をしているので、朝10時の開館前からのんびり並ぶ長い列ができています。(1時間~2時間待ち)

この動画を撮った時、「あれ?大聖堂前にいつもの入場行列がないな・・・こんなに暑い時(35℃超えの午後3時)はみんな、並ばないのかな。」「すいているなら、狙い時!」と思いましたが、そんなはずはなく、単に列の方向がずれて大聖堂の向かいにある洗礼堂の方に向かって蛇行して並んでいるだけでした。列を整備する係員が出てくることもないのがイタリア。。。

フィレンツェ大聖堂に関しては、可能であればもちろん、入場してその大きさ、雰囲気を体感し、建築様式や装飾・芸術を鑑賞することは素晴らしい体験になりますが、暑い中長時間並ばなくても・・・

大聖堂広場の建物:【花の聖母マリア大聖堂】・【ジョットの鐘楼】・【洗礼堂】の外観をじっくり眺めてみるだけでも、十分すぎるくらい満喫できます。

フィレンツェ・花の聖母マリア大聖堂の見どころって?

私にとって フィレンツェで一番、大好きな場所です!!

見どころは沢山ありすぎますが、今回はつだけ、ご紹介します!!

1 ブルネッレスキのクーポラ

2 豪華な正面装飾

3 大聖堂広場にあるカフェでゆっくり過ごす。

1. 【ブルネッレスキのクーポラ】

『クーポラ』は赤レンガの丸屋根です。フィレンツェの街のどこからでも顔を覗かせている、フィレンツェのシンボル。1400年代当時、建設不可能かと考えられたその大きさと技術的問題をクリアして、前人未到の偉業を達成したのが【建築家 フィリッポ・ブルネッレスキ】です。見上げて、そして登って(要予約)、感動してください!!!

2 【豪華な正面装飾】

3色の大理石で装飾された大聖堂の外観のなかでもとりわけ豪華なのが正面。1296年に建設開始されてから、なんと正面が完成したのは約600年後の1886年!40体を超える彫像と、細部まで手の込んだ彫刻装飾、入口の3つの扉の上、半月型スペースのモザイク☝も、じっくり眺めて見てくださいね。

【カフェでひといき】

大聖堂広場には、『クーポラ』を間近に、また広場全体を眺められるカフェがあります。

エスプレッソコーヒー(Caffe espresso )やカプチーノ(Cappuccino)とビスケットやミニケーキ(Pasticcini)を頼んで、ゆっくり眺めて過ごすのはいかがでしょうか。

春ー夏ー秋の良い季節は、北イタリア生まれの人気のカクテル;スプリッツ(Spritz) ☝もおすすめです!!

大聖堂広場にはいくつかテラス席のあるカフェ・ジェラート屋さんがあるので、座ってゆっくりでも、テイクアウトしてぐるっと巡り歩きながらでもいいと思います。また近々、カフェやジェラート屋さんについてもご紹介したいと思います。

*大聖堂広場のカフェ・レストランは観光名所のど真ん中という場所柄、テーブルサービスの価格設定が割高なお店もあります。心配な方は、入店・着席前に入口横あたりに掲示されているメニューをご確認ください。

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